2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
春の桜と秋の金木犀は、持て囃されている花だ。 桜は言うまでもないが、根強く開花が待たれている花なのではないかと思う。 ちょうど、金木犀は満開である。マスクを下げて、空気を吸い込む。鼻腔いっぱいに広がる香り。 …こんな表現をたくさん見てきた。も…
研究が深夜に捗ってしまうため、日が高く登る頃に目が覚める。 朝の起床を強いられる時、秋晴れの朝の眩しさを知る。これほどの煌めきを毎日失っていたなんて勿体ない。そんな気持ちがふっと湧いたものの、どうせ社会人になった嫌というほど朝日を味わうのだ…
Call me by your nameを久々に観た。 北イタリアの街並みの映像美といったら。 青年はピアノを弾き、本を読み、誰かを愛する。 感情を葬りたくない。 酸っぱい葡萄なんて要らないのよ。 疲れてしまうから。 ここではアプリコットが象徴として出てくるけど。 …
饒舌になればなるほど眠れなくなる。 昨日も人生について考えていたら、眠れなくなった。心の中で、饒舌になってしまったから。 本音は研究者として生きていきたい、でも指導にあたれるほどの技量と知識がない。それにどの分野が研究領域に当てはまるのかわ…
週末の雨のせいで、部屋に湿気がこもっていた。 室内干しをすると、必然的に湿気がこもり、鼻の調子が悪くなる。換気を忘れてたから余計に。寒暖差も激しいため、毎晩毎朝アレルギー性鼻炎。 睡眠不足中である。 秋はロングスリーパーになるから、6時間睡眠…
趣味は寝ることです!と言う人がいる。 私はにわかに信じられなかった。 というのも、私は生まれつき寝つきが悪く、どんなに疲れてもすぐには眠れないからだ。 動き回っているほうが楽しいじゃないの? そんな考えだったから、私はヨガとか瞑想とかその類に…
『逃げるは恥だが役に立つ』をビンジウォッチングして、日曜が終わる。今週が連休でよかった。 ー 逃げ恥は女性がケア労働を経て、「自分ひとりの部屋」を獲得する物語である。すでに、小川公代さんが亜紀書房のウェブマガジン「あき地」において、ケアの倫…
Twitterをアンインストールして思ったこと。 Twitterがなくても生きていけるのだ、ということ。 至極真っ当なことだが、Twitterに時間を費やしすぎると、こんなことを忘れる。 そして、Twitterで呟きすぎると自分の思い込みが強化されていく感じがした。少し…
今まで数年間、他者の視線をinternalizedさせて、というか別人格を憑依させて自己を表出させていた気がする。 私の人格ってなんだよ…とイライラ考えても答えなんて出るはずがない! 確かに、私はある友人たちを前にすると、全然文句も言わないし、優しい人を…
「数え切れないほど沢山の平凡なことがあった」 画家で詩人の星野富弘さんの詩、「日日草」からの引用である。「日日草」のタイトルが示唆するように、日々の暮らしとほとんどが、語るに及ばない、平凡なことである。 劇的という言葉を思い浮かべる。 フィク…