Naegi

逍遥

近況報告

 

今日はほぼ惰眠を貪る1日だった。

 

朝起きて学校に向かい、授業が終わったら帰る、というような日。

 

さすがに滞在が1週間を超えると観光も飽きるし、安堵のために疲れがどっと出た。

 

そういえば最近ブログ更新が滞っていた。

 

最近何をしているのかというと英語と観光と、あとは自由時間って感じ。

 

とても充たされている日々だ。

 

マルタではのんびりとした時間が過ごせている。

時間に追われて齷齪としている日本の生活がまるで嘘のようだ。

 

人々は大らかでちょっとやそっとのミスでは動じない。

日本では問題になりそうなことも気にせず、自分のペースでみんな働いている。

まあ、無責任にマルタを賞賛し日本をディスっている訳では無いが、まあ色んな価値観があるのねと知るこの9月。

 

 

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旧都イムディーナの路地。

 

慣れも出てくると不満も高まる。

 

まず、先生が私情優先しすぎて感じ悪いの!

授業中、彼氏と電話して放ったらかしにしてたり……温度下げろって言ったのに「もし、下手にエアコン障って壊れたら私の責任になるので」といって無視したり。

利己主義きら〜い!ってキレてたんだけど、

「私がクラス変えればいいんだ!」

って思い始めた。

 

まぁ確かにこのクラス初学者向けのためかな〜り易しいのだ、本当に。

しかも、先生が変わってから授業がテキトーになりみんな怒っている。

 

先生が説明してくれないのでやむを得ず私がクラスメイトに教えているのだが……

やっぱりこの状況おかしいぞ、って思い先生にクラス変更を頼んだ。

 

「あ〜あなたなら上のクラス行けると思うわよ、でも、そんなに簡単って言うのならこの授業を難しくするからノープロブレム!」

 

要するにあなたの仕事を増やして欲しくないんですね、

 

でもやっぱり許せない。おそらくこの授業レベルを上げたところでみんな理解出来んぞ?

と思ったのでそのまま思いを述べた。

 

「あ〜それなら変える?じゃあ下の階のオフィスに行ってくださいね」 

と言われ、授業後オフィスに向かった。

事情を話すと

「それは先生の管轄だわ、明日聞いてみるね」と

言われた。

たらい回しかよ!と思ったが元凶はあの講師。

 

仕事しろや😠とは思ったものの、文句を言ったことによりスピーキングスキルはおそらく上昇した。いいのやら悪いのやら。

 

クラス変わるとクラスメイトに話したら

「良かったね!でもあなたがいないと寂しいわ😭」と言われた。「クラス変わってもランチに行きましょう!」とも。

 

なんて幸せなのだろうか。最初は自分が初学者向けのクラスに割り当てられたことに対して非常に落胆したものだが、そこで出会った人達はみんないい人達だった。人種差別もなく、英語喋れなくても耳を傾けてくれた。ご飯も誘ってくれたし一緒に遊びに行った。

下手げに良いクラスに入っても着いていけず友達も出来ず、日本人コミュニティにどっぷり浸かっていたかもしれない。

そういう意味では結果オーライである。

 

あ〜

ただ今日はものすごくエネルギーを使ったので午後はしっかり昼寝をした。明日はクラスが変わるのだろうか、知らんけど、下のクラスから来た日本人ということでバカにされないといいなあ。

 

今日はとある人に

「日本人ってなんであんなに喋れないの?なんであんなに言葉が詰まるの?バカだよね、信じられない」

とまくし立てられたが、

「日本では文法や読み書きに重きを置かれているためスピーキングが苦手なのです、決して英語がわからないわけではないんです!」と拙い英語ながら反論した。

 

だって腹立つじゃん!?スピーキングだけ出来なくてバカ扱いされるのって!

 

というわけで今日は反論もできた(≧▽≦)

なんかたまに差別的な人にも出くわすけどまあ狭い頭してんな!と思う。

 

 

今日は疲れて不満多めだったが、「なんやかんや」良い日なのだ。

やっぱりこの自由な時間が最高。

 

終わって欲しくないな、この贅沢な時間。

ちょうど留学生活も折り返し地点に迫り、

帰国のこと、帰国後のことも見据え始めた。

まあ、この暇な時間にこれからのことを考えられたからよかったかなあ。

 

「あと1週間とちょっとで帰るのね」と

仲のいいコロンビア人に言われたが、本当にあと数日なのだ。あと10日もない。と思うと途方もなく長く感じた3週間もあっという間なんだと痛感する。

 

「そうね、来週の金曜が最後の日だわ」と伝えた。

また来年も欧州行くからね!その時はまた会おう!と心の中で思いながら。