Naegi

逍遥

愛想笑いとパスタともどかしいバス

今日の長い1日を集約するとこんな感じ。

 

とてもクールな一日だったわ!最高よ!

(洋画の字幕風)

 

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バスから撮影した波止場。

 

今日も学校に行き、動詞の不定形と疑問形の作り方を習った。しっかり学校で勉強したはずなのに何で私は中学生レベルの勉強を教わるんだろう

と思いながら授業を受けていたが、仕方ない。

 

案外日本の授業ではdo notのdoがどのような役割なのか習ってない気がする。あと文法用語を英語で習わないから何言っているか最初分からなかった。日本語を介せばすぐ伝わるのにな、と甘ったれたもどかしさを感じていた。

 

クラスには日本人コミュニティが存在しているが馴染めない。というのも授業中日本語でこそこそ話しているのだがまあ不快。だって!「popular」ってどういう意味なん?知らんwwwみたいなレベルでさすがに私も「え、私ってこの人たちと習熟度一緒だっけ?」と超失礼な疑問を抱いていた。

 

まあ、最初のスピーキングテストでロクに聞き取りができなかったせいなんだけれど。さすがに初級英語はキツい。でもこれ以上のレベルだと一切聞き取れないし、話せない。すごくもどかしい気分だったが、しばらくしたらクラスを変えてもらうように言おう。

 

休み時間、クソウェイ日本人集団が廊下にたむろしており、聞こえてくる。会話内容がなかなかショッキングだった。

「この間のパーティーで日本人の男の子集団とたくさんインスタ交換したの」

「クラブとか怖いし、やっぱり日本人で固まるよね」

「この間出会った日本人とか○○クラスらしいよ、バカじゃんw」

赤リップ・高級ブランドを身にまとう女子たちだったが、まあカルチャーショックであること。

出会い目的で日本人集団で固まるとかマジですげえな、という感覚である。

確かにマルタ留学コミュニティないで出会厨っぽい人は見かけたが、やはりそうだったのか。海外だと気持ちも開放的になるからね、しかも日本人はマイノリティだし。

そうなると固まるよね。分かります。

なおショッキングだった内容はこれだけでなく、バカじゃんと言われたクラスが私の所属するクラスだったのです。英語運用力、ウェイに負けてしまった。

 

うーん、ターゲット1900で単語たくさん覚えたはずだがいざ引き出すとなると

なかなか出てこない。ましてや2年ほど前だし。

仕方ないと思いつつめちゃくちゃ悔しいので次のクラス分けでは絶対に飛び級しなくては、と思う。

 

愚痴はさておき、このクラスで仲良くなったボリビア人と今日はショッピングに行った。

休み時間に「実はホストファミリーに服を洗濯してもらえなくて服が足りなくなったの、だから今日はショッピングセンターに行くわ」と言われ、私は何と反応していいか分からず、愛想笑いをしていた。しかし、よくよく考えてみると一緒に行かないかと誘っているのではないか、と深読みし、(なおかつ語学力向上させたいし)

ショッピングに誘った。

 

学校からほど近いところに位置するショッピングセンターには外資系のファッションブランドからプチプラの店までたくさん店が入っている。

試着したり、マルタ土産を見たりととても楽しかったしなによりその友達の

人となりを知れたので楽しかった。

 

が、英語が聞き取れない。悲しいことにわたしは半分しか理解できなかったのだ。

大変もどかしいし悔しいしまあ翻訳機ほしい()

でもその友達はとてもやさしく私が言葉を詰まらせていても話しかけてくれて

ああ、女神様よ、とすがるような気分であった。

そして最後に一緒にランチに行った。ボロネーゼを食べたのだが予想以上に美味。

小麦粉に対するイヤイヤ期が来ていたが、パスタうま!とうなるほどの美味しさだった。

 

一緒に外食するとめんどくさいのはお会計。日本人同士でも割り勘出来ないところの会計は正直めんどくさいが、英語でのやりとりとなるとなおさらである。

そもそもそれほど現金を持ち合わせていないのでカード支払いをしたかったが、

それもそれでめんどくさいし、どうしようと気にしていたら

「わたし全部払うわよ!」と。「そんな申し訳ない!」と言ったが(言う努力をした)

最終的には好意に甘えてしまった。

ああ、最近周りの好意に甘えすぎじゃないか、、

とはいえ、優しさにはグッとくるものがあった。

「お金にはやっぱり気をつけた方がいいよ、後払いするっていって

踏み倒す人もいるからね、あと一緒にご飯食べられてよかったし!」

的なことを話していた気がする。本当に優しい人だ。彼女の話はとても惹き付けられたし、出会えて良かったと思う。下手に日本人コミュに入るより全然いいじゃん!と思う。

 

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これがパスタ、生ボロネーゼ。イタリア人が経営しているらしい本格的イタリアン。

 

結構パーソナルな話もできたのに、全然話せなくて悔しかったなあ、

でもまた明日から一緒にカフェでコーヒー飲みましょう!って言われたし

楽しみにしよう。

 

あーーーー英語喋れたらなあ(しゃべりに来たんだからあああ)

で、その帰り。もともと遺跡を巡る予定だったので、

遺跡寄ってからステイ先に帰ろうと思い、バスを待つが来ない。

30分後改めて確認すると、そもそもその路線のバスは1時間以内には来ないとのこと。

疲れていたこともあって家に帰ることを決意したのだった。

 

が、乗ったバスはなんとめちゃくちゃ迂回するバスで路地を行ったり来たりするバスだったのだ。普段なら15分程度で着く語学学校も1時間かかってしまった。

バレッタ市街、スリーマの海など観光名所をバスから巡ることができて良かったけどね、不安にはなったw

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スリーマの海と聖堂

 

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エメラルド色の地中海。

朝はエメラルド〜と始まるカネコアヤノの「エメラルド」、好きです。(唐突)

 

やはり見知らぬ土地のバスに1人、というのはなかなかストレスの溜まる

ものなのだ。帰り道、ものすごいホームシックになって、泣きそうになってしまった

(メンヘラや)

 

家に着いてぐったりとして、たまにファミリーと喋る、というような時間を過ごしたが本来ならばリビングに行くべきだったのになあとは思う。

長旅の疲れを言い訳にして部屋にすぐ戻っていたが、よくよく考えると

「日本人のやりがち留学中のミス10選」に入る案件なのだ。

そう、部屋への引きこもり。これはホームステイの醍醐味を損ねている。もったいな~

い!しかも心配かけちゃうからね、、

ここは、ホームステイというよりはルームシェアに近いところで割と生活は自由にできるが、ルームメイトのドイツ人はもっとコミュニケーションを取りたそうにしているし、頑張らねば。最初、下手なプライドで失敗を恐れていたが、もう支離滅裂な文でもいいから話さねばという気もおこってきたので、チャレンジしてみる。

 

今日はゆっくり休もう。異文化の中で会話を行うことは非常に疲れるし。

 

でもまあ、ホームシック感じるよなあ、

日本が恋しくなってTwitter

 

決して意識高い系ではないけど、いろいろこの数日間でヘンな自信がぽきっと

折れたからチャレンジしてみようとは思えるようになった。

日本にいるときは部屋でごろ寝してTwitterとインスタ、LINEを往復している生活だったけれどね~汗

 

脱愛想笑い!で行く!ただ私はウェイになれませんwww

今日は学校のアクティビティでボーリングナイトとやらがあったそう。

そして繁華街の中心部ではまさかの寿司パーティーが開催されるそうだ

日本でいうピザパみたいなもんなのか、それは定かではないが

相変わらずこの街はパリピだ。

 

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学校近くのカフェテリア通り。繁華な雰囲気である。