とある単語を見て、高校の英語教師を思い出した。
あ、これ。よく先生の言う例文に出てきたな…という具合に。
それはあまり上品な言葉ではない。
少なくとも、食事中には見たくない単語である。
文型をわかりやすく教えるため、下品な単語を散りばめた例文を黒板に書いていた。
ほかの英語教師は、彼の言動に若干顔を顰めつつも、「まぁあの人ですから…」とひとりごちていた。
教師、というステレオタイプが打ち破られた衝撃が大きかったせいで、私は彼の言動のひとつひとつは忘れてしまった。
でも、その単語だけは覚えている。
大学入試の英文和訳問題で、そいつとの再会を果たすことになる。
その単語の真下には、確かに下線が引かれていた。
これを訳せと?え?
こんなところで繋がるのか!とびっくりした。
確実に単語帳にはのらない単語。でも、、大学入試では問われた。
先生、下品な例文を教えてくれてありがとう…。
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5月が終わるらしい。
ここに引っ越して以来、初めて本格的に体調を崩した月だったし(コロナではない)、過去最大限に人と関わらなかった月かもしれない笑
オンラインとオフラインの交流を足しても、片手で数えるくらいの日数。コロナ禍の大学生らしい日常。
人間たらしめるもの、もしかしたら消えてる。
でも、本当に大切にすべきこと / 気にしなくて良いこと について熟考できてよかった。
アルバイトも辞められたし、今は卒論に集中することから…と思いつつ、なかなか勉強に身が入らない…笑
勉強場所と時間を決めて、書籍と向き合おうと思う。
一見すると孤独かもしれないこの生活だが、しっかり生きている感じがして、良い。
何気ない日常の一コマをゆっくり咀嚼できるような余裕っていいねぇ〜と贅沢に思う。