Naegi

逍遥

駆け出す夢

蚊がいる。家に蚊取り線香がないので、機を見計らって始末したいのだが、難しい。アースでも買った方がいいかもしれない。仕方がないので、本を読みながら蚊を待つ。

 

人と触れ合うのが好きだと思っていたが、そうではないことに気づいた。自分の不足を他者に求めてしまう。よく言われることだけど、面と向かって事実を突きつけられると、なかなか辛いものがある。自他境界をうまく引けないので、SNSをやめた方がいいのかもしれない。写真を撮るのは好きだが、だからといってInstagramをやる必要はないのだ。こうした思い込みを一つ一つ手放す必要があると気づく2023夏。

 

テスト期間の大学の治安が悪く、文句が途切れない。学歴の権威に縋ってばかりの人たち。子どものようにはしゃぎ、ゴミを平気で地面に投げる。学食で聞こえる会話はこうだ。ブサイクな女が云々。きっと、自分を殿上人とでも思うんでしょう!サークル内でもあったな。可愛い子ランキングね。なぜ可愛さを序列化しようとするのだろうか。学歴とルックスの話はミュートしても入ってくるから厄介だ。

 

でも、彼らに対しても境界線をうまく引けば問題ないのだ。そうした学生生活に対してもfarewellを、と言いたい。他者とのかかわりが生活のすべてを支配していた時期は終わったのだ。これは自由を意味する!

 

好きなものに対しては、絶対に手綱を渡さないこと。好きなものは好き。大学の緑と青が好き。木が生い茂り、水面が行ったり来たりするのが好き。遠くでアカペラを聞くのが好き。大学図書館から見る空が好き。こうした風景は、誰にも支配されない。嫌なものは他者との関係のうえにあるが、好きなものは今のところ、完全に自分との関係の上に成り立っている。自分に対する信頼が試されている。

 

私は自分をあまりにも矮小化しすぎたかもしれない。身体性とか含めて。思考も身体も苦手で向き合えなかったから、仕方なくコミュニティの中に自分を置かざるを得なかった。

 

自分のことを好きにならなくてもいいけれど、好きなものを譲り渡してはだめ!好きな音楽を、好きな本を、好きな風景を、刻んでいく。文句ばかりの毎日を好きなもので彩りたい。

 

友人関係も恋愛もそう。自分のことを嫌いになる関係性を続ける必要はないよ。この人といる自分が好きだなと思う人と、一緒にいることが幸せだよ!人のことを馬鹿にする前に、やることはたくさんあるはずなのに。

 

揚げ足取り的コミュニケーションに毒された気がする。私の性格の悪さを矯正したい。断罪的コミュニケーションを今すぐにやめたい。優しくなりたい。

目の前にいる人に対して真摯に向き合いたい。