Naegi

逍遥

タフネス

就職活動では精神的タフさが重視される場面が多い。現実世界で心を病んでしまう人が多いのを鑑みると、取り繕うことを強制させることが病の根源なのでは?と思う。

 

わたしは全然タフな人間じゃない。孤独に安心とやすらぎを見出せるのは、心が安定している時に限定される。それでも、周りの人間はタフだと言ってくれる。多分、一般的なタフネスの捉え方とはやや逸れているのかもしれないので、胸を張ってタフだと言い切ることはできない。、

 

ひとことでいえば、レジリエンスが高いらのかもしれない。もちろん、恢復に時間がかかるものの、わたしを支えてくれる包囲網のおかげで、なんとか持ち堪えている。理解のある彼くん?みたいな話には辟易するが、そういう人間とかコミュニティとかは必要で、わたしの場合はいつも周りのあたたかいコミュニティが包んでくれることで立ち直している。

いままでの人生を振り返れば、わたしは恵まれている部類に入ると思うものの、かなり危なかった時期はあった。それでも戻れたから、ありがたい。これを強さと形容するのは気が引けるものの、レジリエンスの高さは外的要因と内的要因の双方によって高められている。

 

強さとかタフネスとかを質実剛健的な解釈で言及するならば、わたしは脆弱な存在であろう。ただ、たゆめども折れずのレジリエンスの高さをタフネスと形容するならば、わたしはタフだ。絶対に折れない。しなやかに、したたかに生き抜きたいものだ。