Naegi

逍遥

外れる

よせばいいものを、就活指南本を読み漁ったら落ち込んでしまった。いじめられた経験は情けないという印象を与えかねないし、文学部は就活に不利だとか文系院生は社会不適合とか。シンプルに執筆者の悪口をアドバイスとして書かないでくれ、と思ったがそれなりに人気を得ている就活指南本にそんな言葉が連ねられるなんて、情けないよ。日本社会は凋落して当然だよ。読めば読むほど、偏った属性ばかりがもてはやされていることが明らかだし、人間の意思で全てをコントロールできるような、思い上がりが透けて見える。

 

実際に就職活動をしていれば、研究のバックグラウンドを評価してくれる人たちにもたくさん巡り会ったし、わたしをエンパワメントしてくれた人にもたくさん出会えた。案外、上手くやれていると思う。まぁ、実を言えば就活的に見れば特権的な要素も多くあるかもしれないので、わたしも一概に就活の定石を批判できる立場にないのかもしれない。

 

ただ、就活の正解みたいな幻想が横行しているのが怖い。これにハマれば成功できるなんて、幻想だよ。そして、気を衒わずに気を衒うなんていうバカげたゲームに乗っかりたくない気持ちもある。

 

こうした就活のメソッドって真面目な子ほど内面化しちゃうもんだよね。わたしも真面目なので内面化しているのかもしれない。今年の目標はそうした規範に対する密やかな反抗である。

 

わざわざ嫌いなものを見て文句を言う人間になりたくないので、ふだんは良い香りを周りに散らして好きな音楽を聴き、ゴキゲンに生きてきたい。でも、そんな社会規範にぶち当たった時は、密やかに反抗する!ある種、アウトサイダー的に物事を見る!当事者意識を減らす!なにが自分ごとだよ!気持ち悪い日本語!

どうにかこうにか生きていくつもり。

わたしは選ばれるために生きているのではなく、わたしにしかない景色を示すために生きているのだから!