Naegi

逍遥

晩秋の深夜、未来に想いを馳せる

深夜にLucky Tapesを聴くと文章を綴るのが捗る。 

でも、深夜は寒い。(Twitterで呟くべきような事柄)

 

はい、最近はまた一段と寒さが深まってきましたね。

 

紅葉している葉も徐々に散り始めています。この間、自転車のカゴにいちょうが何枚か入っていました。贈り物をもらった気分で嬉しくなりました。ふふ。(残念ながら、その葉は道路に払いのけてしまったのですが、まあ道路にはいちょうの絨毯が出来ているので良いでしょう。)

 

葉が散るにつれ、冬が近づいています。

高村光太郎の詩の一節で

「公孫樹の木が箒になった」というものがありますが、黄色に染まった葉が一枚一枚散っていき、最終的には箒のような枝しか残らなかった様子が思い起こされます。

この表現とても好きです。たったこの表現だけで、冬の到来を鮮やかに描き出しているのですから。

 

いやあ、ブログを書いている今も本当に寒い。

 

寒いというのもあり、昨日は熱々のラーメンを食べてきました。

昨日食べたのはこってり系のラーメン。

 

実はこってり系のラーメンにはちょっとしたトラウマがあって、今まで避けてきたのですが、昨日、ひさしぶりにこってりと向き合うことができました。

おいしかったです。

 

遡ること十数年、当時幼稚園生だった私は好きな食べ物はラーメンと豪語しておりました。(なぜか周囲に笑われていたのをよく覚えています。「ラーメン」という語感が面白かったからだと思います。)近所のラーメン屋に親と足しげく通っておりました。

まあ、その時は何もなかったんですけどね。

 

そして小4になったとき再びラーメンブーム到来。こってり系にはまってしまいます。

深夜のいま、思い出したくないくらいおいしい味噌ラーメン。毎週食べていました。

 

ある時、こってり系のラーメン屋がオープンしました。

親に連れられ、禁断のこってり おぶ こってりに足を踏み入れてしまいます。

 

「ん?なんだこれえええええ」

 

一口食べた瞬間衝撃が走りました。

卵をぐでんぐでんに煮込んだような味が口の中に広がって、理解に苦しみました。

 

「え、無理」

 

結局、そのこってりラーメンは残してしまいました。

 

国道沿いのラーメン店、その日も店の周りでは車がたくさん行きかっておりました。

店の外は車が行きかう。

私の心の中では、こってりラーメンへの不信感が渦巻く。

 

「こってりはいやだあああ」

それからというもの、私はあっさり系に路線を変えました。

学校帰りによく寄ったラーメン店は細麺かつあっさりでとても好みでしたね。

また行きたいです。

 

まあ、過去の話はこれくらいにして、今日の感想。

こってりラーメンのスープはビーフシチュー。ビーフシチューは私の好物。

よってこってりラーメンは私の好物(三段論法)

 

図らずもこってりラーメンとの和解が成立しました。

これからはどんどん攻めていきたいです。

 

 

ああ、寒い。

 

寒い日、というかクリスマスが近くなると、冬の凱旋門周辺を歩きたいなあと思ってしまいます。パリの。

パリでイルミネーションの施された街路樹に沿ってお散歩する。

凱旋門前は渋滞してそうだから、徒歩で。

これが、わたしのやってみたいことですね。

(おそらく、の〇めの影響が強い)

 

イルミネーションって非現実感を味わえるので好きです。

普段殺風景の場所も、夜になって光で照らされると全く違う場所に見える。

まさに光のマジックです。夢見心地になれますね。

 

というわけで、将来の夢を考えてみましょう。(ああダメだ寝落ちしそう)

(起きました、朝に編集しますよ、タイトル詐欺だけど)

 


  

 わたしは今のところはっきりとした将来のビジョンを持っておらず、ひゃあああって感じです。周りの子はしっかり将来のことを見据えているのに、わたしは漠然とした未来に向かって歩んでいます。


就職して、退職して、老後、みたいな。

そもそもどこで就職するのかも考えてない。


今までわたしが将来に対して抱いてきた夢を振り返ってみます。

 

 幼稚園児〜小学5年生まで、デザイナーを目指していました。

親類にデザイナーがいることもあり、洋服をデザインすることに並々ならぬ憧れを抱いていました。


しかし、小5の冬、絶望的に裁縫が苦手だと気づきます。トートバッグ作りが終わらず、毎日家庭科室で居残りしていました笑

(小5のクリスマスイブは忘れたもしない…やっと作品が出来上がり、友だちとAKBの曲を歌いながらはしゃいでいたことを思い出します。みんな元気かなあ。)

(わたし、料理も苦手でよく家庭科の授業の時に怒られていましたねえ。卵焼きがボロボロで"え?これ卵焼きなの"ってみんなから言われたなあ、家で10回以上練習したのに…!家庭科の成績は本当にダメダメでした。)



その次に、わたしは臨床心理士を志すようになります。

しかし、高校に入学し、心理系は数学を使うと先生に告げられた途端、臨床心理士を目指す心は萎んでしまいました。人文学系統の学問に惹かれるようになったのもありますが。


(今までずっと逃げ腰)


大学選びの際、心理系ではなく文学系を目指しましたが、将来のビジョンは漠然としたまま…

 

わたしの育った田舎町に帰って、働こう!と高校生の時は思っていましたが、いざ地元を出ると、なんとなく帰りたくない気持ちが芽生えました。

(テレビもねえ、ラジオもねぇ、車はめちゃくちゃ走ってるという車社会な地元。都会に一回出ると車社会の不便さを痛感します)


というわけで、どこかの大都市圏で働きたいなーと考えています。


とはいっても東京のラッシュに耐えうるかどうかは微妙…。シティポップ好きだから東京に憧れるんだけどねえ。



はい。夢の話をしてみました。

うーん、文章を書くことが好きだから、それに携われたら一番かなあとは思うけど…。

高校の時、新聞を作っていたので記者になりたい、とも一時期思ったけどわたしはフットワーク軽くないし、激務に耐えうる体力もないので…

まあ、これからもゆるーっと文章をかいていきたいですね。


小説も完成させるんだあああ。



今回の記事は自分語りが過ぎましたね、ごめんなさい。


これからはお出かけした際のエッセイ、プチ紀行文を書いてみたいなあと考えております。




それにしても朝晩は冷えますね。

この温度差が葉を彩るのだろうけど。


今回も読んでいただき、ありがとうございました。